パートナー通信 No.45

会員からのお便り

「わらでっぽう作り *十日夜」 
『こはるでよかった!!』(ぐんまの子ども第31集・ 群馬作文の会編)を読んで

渡辺百合子さん(高崎市)

 私の子どもの頃の行事が片品村地域では行われている。稲作が続けられているが、生活環境が変わり、子どもの成長する環境が変わっているのに。とてもなつかしく思いました。稲作農民の血がさわぐのです。「稲」や「わら」がいとおしいと思っています。私はワラでタワシを作って使っています。なべ、かまのまっくろずみがなつかしく思い出されます。ややもすれば火を知らず、IHの料理ですものね。
 今、私たちが伝えたいもの:子どもに生きる権利があること。社会が保障している表現の自由。… 自己形成に必要な、くったくない時代を生きて来たものとして。… 自然の中に存在する、地面、土、草、木々の役割や、生命の不思議を沢山感じて生きる力を、五感をとぎすます場を、車社会はうばっていますね。豊かさや便利の中で、不便を感じているのです。若い世代は、それがあたりまえ。不便を感じたときは遅い。
 子どもや孫たちの成長と共にババ育ちには希望が見える。よき時代を生きて行く為に、いっぱい語って、今必要なこと、何が大切なのかなど。小さい命は、親を通して見据える力を蓄えているようです。子どもたちの己の存在が大切なこと、生まれて来て良かったと思える心の成長を願ってやみません!!
 どんな小さな芽も必要なんだよ…と思っています。


< いつもお便りをありがとうございます。子・孫育て・ババ育ち、バンザイ!! >


世話人会だより

  • ◎ 2011年度「定期総会」を開きます。
    日時:2011年5月21日(土)午後1時から
    場所:前橋市総合福祉会館・3階・第4会議室
    第2部「わたしの思い話します 子どもも大人も」(午後2時ころから)
    *どなたでも参加して話せます。みんなで耳を傾けます。
  • ◎ 2010年度の会費納入にご協力ください。
    定期総会に向けて2010年度の会計のまとめを進めているところです。未だ納入手続を済まされていない方にお願いをいたします。同封の「振替用紙」をご利用ください。
  • ◎ 群馬子どもの権利委員会のホームページを開設しておよそ7ヶ月になります。
    URLは http://gkodomo.web.fc2.com/ です。「群馬子どもの権利委員会」で検索しても見られます。どうぞ、訪れてみてください。

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