パートナー通信 No.51
子どもたちのこころ
時間さん
4年 店網 周平
先生は時間を
「2分あげるよ。」
と言いました。
だけど、時間さんにきょかをもらっているのかな。
目に見えないから分からない。
時間さんはいったい何さいだろう。地球ができる前からあったから。
人間は何も知らない。
※ 時間さんというはっそうにびっくりしたよ。そうだよね、時間さんにきょかが必要だよね。ほんと、何さいかねえ。地球ができる前のことまでそうぞうした周平君のそうぞうりょくにびっくりしちゃった。 絵本にしてほしいと思っちゃったよ。
口におこる
4年 江戸 来春
来春は、たくさんもんくを言う事がある。
でも来春は言ってない。
口から出て来るだけだからね。
みんなみんなそうなのかもね。
来春じゃなくて、口のせいだよ。
こんどからは口におこってほしい。だから
来春はわるくないんだよ。
※ そうかあ。口におこってもらえばいいんだ。そうそう、来春ちゃんの言うとおり、口がかってにどんどん言ってしまうんだよね。そして とまらなくなってしまうんだよね。来春ちゃんは、もんくなんて一つも言いたくなかったんだもんね。これを読んだ人はみんなみんな来春ちゃんの言うとおりだって思うよ。 こんど先生も使わせてもらおう。
自由な世界
5年 田村 響
今日ここに来る時に通ったところは
木の間から光がもれて
木がしずかに音だして
川がちょろちょろ流れて
自由な世界だなあと思った
少しだけこんなところにいたい
※ 夏休みの「よかった会」の作文教室で書いた作文です。公民館に来る途中にやや大きな木の生えている林があります。私が車で通っても気持ちいい所だなと思いました。でも、響ちゃんの作文を読んでびっくりしてしまいました。 通って来る一瞬のうちに、こんなにも豊かに感じ取っているのです。光、音、川の流れなどを体感し、『自由な世界』にまで、イメージが膨らみます。私たちもいっぱい『不自由な世界』にいるだけに、響ちゃんの「少しだけこんなところにいたい」という願いがよーく分かりますよね。