パートナー通信 No.79
- 1. 2019年10月/No.79(通算95号)
- 2. 2019年度「総会」 第2部企画 公開シンポジウム 「児童虐待から 子どもの命と心を 守るために」に60名参加
(2019年6月15日) - 3. シリーズ:
『子どもの権利条約31条:
余暇・休息、遊び・体験、文化・芸術』―④ - 4. 【地域の活動紹介】「子ども食堂フェスタ in 安中」を終えて」
ファイティング 今村(今村井子) - 5. 子ども食堂フェスタin安中に
参加した世話人の感想 - 6. 第4回「こども食堂『ふぅ』」
- 7. こどもぺえじ
- 8. 会員からのお便りパト通信No.78の感想・近況
- 9. 投稿 『福島のお母さん、いま、希望は見えますか?』(彩流社)の お母さんたちから学び合いましょう。
森 隆子 - 10. 世話人会だより洋世(小学1年生)と創る「はとの学童」
世話人会だより洋世(小学1年生)と創る「はとの学童」
第2はと保育園、2年前の夏祭りの夜。阿藤園長から「石橋と"はとの学童"を創りたい」という洋世を紹介された。
私は、「共同保育所から学校教育にスムーズに移れること」を大事に考えていたので、 すぐに意気統合して仲間集めにかかった。
10月のある日、子ども10人、親10人ほどが集まった。「子どもはスタッフ会議」、「大人は世話人会議」――偶然、やりたいことが一致して、化石採りに決まった。
11月4日、観音山、雁行川に化石を採りに。 40人ほど参加。――800~1,000万年以前の地層を求めて、谷底を歩いた。大自然の中で、地層を見つけ、転石をたたいた。深い谷底で、冷たい空気が流れた。――いろいろな貝の化石も採れ、お弁当も美味しかった。――快い 一日だった。
計画し、準備をして、下見をして実施した。その全てを子どもと親がした。――私にとっては、初めての事。
12月9日、子どもスタッフ会議8人、大人世話人会議14人が集まり、12月中にドンドン焼きをすることを決めた。
12月16日(日)10時、みんな集まってくる。
私は焚火をした。小学生にならない小さい子が私の周りに集まってくる。――スタッフの子どもたちは竹を切りに。地主との交渉は済んでいた。――暫くして、20mぐらいの大きな太い竹を、それぞれが担いで、雄々しく帰ってきた。――みんな輝いて見えた。
①枝を下ろし、②太い所を6m位に切って6本を組む。③横に3段、細い竹でしめる。④その上に竹の枝を乗せて小屋はできあがった。――カレーを作っている人もいる。焚火でイモやネギを焼いている子もいる。
夕方、みんなバラして、片付けて、当日を待った。
当日は第2はと保育園全体の行事になった。0歳~6歳まで全体が、それぞれに燃やすもの、焼いて食べるものを用意して、楽しい時間を過ごした。
この時も、ドンドン焼き小屋は、スタッフと世話人が、前日に作って用意した。
3回目は、昨年の3月ごろ。 作って遊んだ。食べるものも、自分たちで作って食べて、一日を楽しく過ごした。
子どもが創る学童は、もう、すっかり自分たちのものになっていた。
忘れられない遊びは、1m幅ぐらいのダンボールを、10mぐらいの長さに張り、それで輪を作り(キャタピラ)、その中に、お母さんと妹が入り、はいまわっていた。楽しそうに。
洋世たちは、3年生になった。今は野球を楽しんでいるらしい。
フォト・レポート
(「フォト・レポート」は、印刷・配付したパートナー通信では、最終ページに掲載しましたが、ご覧頂きやすいようにインターネット版では「子ども食堂フェスタ in 安中」を終えてに移動してあります。)
かけがえのない いのち、人権、自由を子どもに
群馬子どもの権利委員会
〒371-0026 前橋市大手町 3-1-10 教育会館3階
❤ご意見・ご感想をお寄せください。
URL http://gkodomo.web.fc2.com/ のメールフォームから。
ファックスご利用の方は Fax. 027-235-8876 へ。