パートナー通信 No.82
- 1. 2021年2月/No.82(通算98号)
- 2. 〔2021年最初のパートナー通信によせて、年頭のご挨拶〕
誠実に応答すること代表 加 藤 彰 男 - 3. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」①一般的実施措置に関する勧告加藤 彰男
- 4. コロナ特集①「今」を共に過ごす大前 ちえり(コスモス保育園園長)
- 5. コロナ特集②危険!学校を突破口に、
コロナを追い風に
進む第4次産業革命高橋 保(公立小学校教諭) - 6. コロナ特集③サンフェルナンドバレー日本語
学園の取り組み川田 良子
(サンフェルナンドバレー日本語学園Office Manager) - 7. コロナ特集④コロナ禍とこども食堂
「あつまれ前橋スポット」編清水 紅(あつまれ前橋スポット) - 8. コロナ特集⑤コロナ禍で始まった学習支援の
子どもの居場所関口 信子(JOYクラブ) - 9. 活動報告お米プロジェクトについて芦田 朱乃(群馬子どもの権利委員会 事務局長)
- 10. 第7回 しらたま夕食子ども食堂
- 11. 会員からのお便りパートナー通信No.81の感想・近況
- 12. 子どもの最善の利益をめざす
全国各地の活動紹介No.2 - 13. 世話人会だよりガマン、している。でもやめない!芦田 朱乃
こんにちは ぐんまの子ども食堂さん!
群馬県内の子ども食堂を訪問
「みて(たべ)ある記」レポート
第7回 しらたま夕食子ども食堂
日 時:2021年1月16日(水)
場 所:板垣興一記念館 カフェ南ヶ丘
メニュー(お弁当):ビーフシチュー、ポテトサラダ、揚餃子、大根の煮物、鶏南蛮、だし巻きたまご参加者:総勢36人
こども食堂をはじめたきっかけ
生業としている料理でボランティアができないかと考え、こども食堂を調べました。東京では毎日の開催ですが、それは難しいので、群馬県社会福祉協議会に相談しました。日曜日のボランティアを希望したところ、「あつまれ前橋スポット」を知ったのが始まりです。そこで、富岡近隣の安中市子ども食堂連絡協議会を紹介され、2020年9月24日に「しらたま夕食子ども食堂」の立ち上げに至りました。
今の場所で開催しているのは?
基本的に自分一人でやっています。自分の経営する店で弁当を作り、板垣興一記念館で配布するスタイルです。 デッキのような大きな場所があり、半分外なので、このコロナ禍は丁度いいのかもしれないと思います。 また、入り口が狭いので一度に一家族ずつ配布となるのも感染拡大防止になっているようです。
メニューはどう決めている?
食べたいものを作ってあげたいので、メインは子どものリクエストを訊くようにしています。その他は寄贈の食品を使っています。困窮家庭や母子家庭などを優先するようにしていますが、20食の予約が、35食まで増えてしまい、次回に待ってもらう状態です。買い物し、メニューを考え調理し、片付けをするのに疲れてしまうこともあります。そんな時の子育て世代の母親を少しでも支えられたら、と考えています。
「しらたま子ども食堂」の特色は?
料理を作る仕事柄、出汁など、きちんととり、全て手作りしているのが特徴。数はたくさん増やせないけど、本当の味を子ども達に味わって欲しいと思います。
今後の目標など
仕事が忙しいこともあり、安中市子ども食堂連絡協議会の手助けがあって良かったと思います。安中にある、こども共同農園から野菜などが提供されています。高望みせず、持続していくことを目指しています。
- 場所:板垣興一記念館 カフェ南ヶ丘
(安中市松井田町人見225-1) - 日時:毎月1度、木曜日 午後17時〜19時
(日付は毎回ご確認ください) - 定員:20人 (要予約)
- 費用:大人200円、子供100円 (弁当)
- 予約:080-3415-5450 (茂木) /
jijibabakodomocafe@gmail.com - *マスク着用を忘れずに
*コロナ禍、県内のこども食堂も通常開催は厳しく、自粛や配布型に変更が多い。今回、代表の茂木さんにインタビュー。茂木さんは、全て自費で始め、続けて行こうと考えていたと云う。現在は安中や前橋など、支援も増えてきたようだ。子ども食堂を継続させてゆくには地域や企業やたくさんの有志、みんな、みんなで支えていく必要があると改めて感じた。(清水)