パートナー通信 No.82

世話人会だよりガマン、している。でもやめない!芦田 朱乃

ガマン、している。
でもやめない!
遊ぶことをやめない!!
学ぶことをやめない!!
つながることをやめない!!
ボクがボクであるために。
ワタシがワタシであるために。
自分で考える。
仲間と考える。
思ったことを声に出す。
「一番いいこと」を 見つけ出すために!!

 子どもの権利条約31条の会とNPO法人Art.31が制作したポスターに書かれている言葉です。
 この1年、子どもも大人もたくさんガマンさせられました。「不要不急」と言われ、「自分にとって必要なこと」と「必要なこととして世間も納得すること」が、大きな分断を呼びました。スーパーマーケットは生きていくのに絶対に必要と誰もが納得したけれど、外食は不要と切り捨てられました。アートも音楽も。でも、それを仕事にしている人には、生きていくのに不可欠なことです。「三度のメシより芸術!」という人にも必要でしょう。
 子どもに必要なことは遊びと学びです。学校の勉強は、世間的にも「必要」と認定され、オンラインなどで代替されました。一方、遊びはそうなりませんでした。大人社会は遊びを「不要不急」とみなしたのでしょうか。
 そんな中でも、子どもは遊びを見つけ出し、諦めずに遊んでいます。その周りには、子どもが遊べる場を守ろうとする大人がいます。今回のパートナー通信にはそんな子どもと大人の姿が力強く報告されています。
 新型コロナという人類初の体験は、その中で生きているだけで大きな学びです。その中で「一番いいこと(最善の利益)」を見つけるために、群馬子どもの権利委員会全体で、意見を交わし、考え合っていければと思います。みなさんの感想やご意見をお待ちしています。(ほんとうなら直接会ってお話ししたい!!)

かけがえのない いのち、人権、自由を子どもに
群馬子どもの権利委員会
〒371-0026 前橋市大手町 3-1-10 教育会館3階

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