パートナー通信 No.85
- 1. 2022年1月/No.85(通算101号)
- 2. 新年のご挨拶代表 加藤彰男
- 3. 群馬子どもの権利委員会ブログから選ぶ 2021年3大ニュースホームページ担当 見城昌平
- 4. こどもぺえじ
- 5. 会員からのお便りパートナー通信No.84の感想
- 6. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」③G.障害、基礎的健康および福祉(その2)清水 秀俊
- 7. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」④H.教育、余暇、および文化的な活動
(第28条から第31条)関口 信子 - 8. 活動報告お米プロジェクト・けんりカルタ活動報告事務局長 芦田朱乃
- 9. 世話人会だより明けましておめでとうございますコスモス保育園 大前ちえり
世話人会だより明けましておめでとうございますコスモス保育園 大前ちえり
お正月休みが終わり、保育園は子どもたちの元気な声でにぎわっている。 年長さんは、コマ回しにあやとり、折り紙と冬の遊びに夢中。竹馬を乗りこなせるようになり、遊びを展開していく子どもたち。保育園で使っている箱形のイスを平たく並べて、竹馬で登れるか?楽しむ子供たち。そのうち、イスをたくさん運んできて橋のように並べ、最後まで落ちずに渡りきれるか?挑戦する姿は真剣そのもの。自分たちでおもしろいことを作り出し一喜一憂し、子どもたちが本気で考える「時間」は、なんと尊いことか!
年中さんと近くの裏山の神社へ。冬の間、人が入らず落ち葉だらけになったけもの道は道なき道…。「山の滑り台」と呼んでいる山の斜面は子どもたちが滑り、すっかり赤茶色の山肌が見えている。その日もズボンを土色にしながら何回も登っては滑って大笑い。あっという間に時間が過ぎた。
帰り道、みんなで神社をお参り。お賽銭を用意してこなかったので、おやつに食べみかんの残りをお供えした。帰りながら子どもたちのおしゃべりを聞いていると、「○○は1000円もってる!」「○○ちゃんは100円玉があるよ」と。私が保母になったころは「オレ10円が10こあるんだ!」と鼻の穴を広げ、お金持っているんだと自信満々に話す姿がほほえましいな…と思ったのを思い出した。
お金の価値感が変わっても、子どもにとって「大事なもの」の価値は今も、昔も、これからもずっと変わらないで豊かであって欲しいと願う。
かけがえのない いのち、人権、自由を子どもに
群馬子どもの権利委員会
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