パートナー通信 No.93
- 1. 2024年5月/No.93(通算109号)
- 2. 報告:30周年記念企画から始まりビッグイベントに!第1回 子どもまんなかフェスタ芦田 朱乃(事務局長)
- 3. 子どもまんなかフェスタ報告② 対談「e-sportsのリアルとゲーム依存」 Aki行政書士事務所 田中友里
- 4. 子どもまんなかフェスタ報告③ 子どもの権利劇場 参上! フェスタ実行委員 清水紅
- 5. 若者世代の投票率を上げるために学校教員ができること
― 意見表明権の尊重と主権者教育 ― 増田 秀樹(公立中学校教諭) - 6. 報告:自治体訪問のとりくみ - ① 群馬県生活こども部との懇談代表 加藤 彰男
- 7. 会員からのお便りパートナー通信No.92の感想など
- 8. 権利委員会 今後の予定
子どもまんなかフェスタ報告③ 子どもの権利劇場 参上! フェスタ実行委員 清水紅
私が子ども食堂を始める時(7年前)、どこも、誰も場所をかしてくれなくて、あちらこちらにぶつかっては何ヶ月もうまくいかず「ぶす〜〜っ」として過ごしていた。
そんな時、当時、子どもの権利委員会事務局長の加藤さんから電話をもらった。
「子どもの権利委員会です」
・・・と聞いた、私の感触は・・・
「怪しいヤツら…。なんですか、あなた達は?誰なんですか?何が目的なんですか?」
そ〜んな感じ。
群馬子どもの権利委員会。
ワタクシ、今では世話人を何年もやっている。私らは圧力団体ではないぞ。元ヤンの私以外は真面目な賢い人達、優しい人たちでできている。子どもの権利は人を、地域を、国を作る要だ。自分と他者を大切にすることにつながる。
「大事なことなんだ。みんな、知ってくれ!」と、今は言いたい。
どうやったら、この、「子どもの権利」とやらを広められるんだ。実践できるんだ?
話し合ううちに、見て伝え、訴えることが効果的だとの考えに至った。
そうだ!「演劇」がいい!
それは、自分の団体の世話だけでなく、他の人達の協力も惜しまない、エラ〜い副代表の関口さんの着想。
やったことないんですけど? 劇団ってもんはどうやんの? 脚本を練らなきゃ? ええええい。もう、とりあえず、何かしらやりながら考えればいいや。
こうして「子どもの権利劇場」は作られた。
2月11日の「子どもまんなかフェスタ」では、参加団体の紹介を兼ねて、大人に相談する重要性を訴えた。群馬にも子どもの味方がたくさんいるんだ。
数えきれないほどの問題が子どもたちにある。それは大人の課題でもある。尊い命を一人でも救うために。
大人も自分で解決できない事案に遭遇した際には、色々な機関に相談する習慣を作るのが子どもへのお手本だ。
そして、2024年3月、歩みを止めないように「群馬子どもの権利委員会」の活動として「子どもの権利劇場」を前橋市に登録してやった。幼稚園や小中学校へ呼ばれたい。
これからの私らの活躍? やらかしぶりを苦笑いしたりヒヤヒヤしたりしながら見ていてくれ。