パートナー通信 No.96

2025年4月29日

会員からのお便りパートナー通信No.95の感想など

❤<年賀状>群馬県教育委員会との懇談において子どもの権利を守るべく堂々と対峙されておられる報告に感動いたしました。子どもの幸せと生活と権利のために共に頑張る決意です。

高崎カウンセリング協会
中級講座 運営委員長
児童養護施設 希望館 心理療法士
室岡英夫さん(高崎市)

❤<子どもたちをめぐる状況>現在、小学校・中学校、各1校の学校薬剤師をしています。その中で不登校の生徒が多いのに驚きます。最近ニュース等で子どもの教育が政治の道具にされているような気がします。根本的な問題があるのではと思っています。

お名前:無記名

❤<近況>その節は大変お世話になりました(吉野さんは「けんりカルタ」の絵を描いてくださいました)。自分事が落ち着きましたら、早速カルタ普及に取り掛かる心積もりです。まずは職場の人たちに大変喜んで頂きました。
 ところで質問ですが…このカルタの言語訳バージョンは目標にされていらっしゃるでしょうか?日本国じゅうはもちろん、世界じゅうにこのカルタが行き渡るのを心待ちにしております。
 私は私でマイペースに生活しております。皆さんのご活躍をお祈りしております。

吉野陽子さん

❤<本の紹介>
『「こどものまち」で世界が変わる』
 萌文社・刊、番匠一雅ほか著

 「はじめに」の中にこんなふうに書かれています。「大人に口出しされず自由に解き放たれた子ども達が話し合いながら一から新しい「こどものまち」を作ったらどんな「まち」が生まれるのでしょう」と。
 この活動はドイツ・ミュンヘンで始まりました。名前はミニ・ミュンヘン。この町は子ども達の遊びの町です。
 大人達は裏方に徹し、大人が決めるのは開催場所と期間、予算規模くらい。
 「参加資格は7歳から15歳までの子どもです。子ども達が運営するこの「まち」で4時間仕事をし、4時間学習すると上級市民になれ、選挙権や運転免許(人力タクシー)、起業許可、土地所有等が可能になります。
 上級市民は一週間に一度行われる市長選挙で投票できます。放送局や新聞社もあります。」
以上この本からの引用です(第1章17頁より)。
 この活動は小学生・中学生はもちろん、高校生・大学生もまき込んで行われているようです。大学や高校、商店、企業、行政当局等、必要に応じて協力を仰いでいます。

『おうち性教育はじめます 思春期と家族編』
 KADOKAWA刊、フクチマミほか著
 もう1冊は「性」に関する本で、三部作のコミックエッセイの真ん中です。「3歳~10歳に伝えたい」と成人編もあると紹介していました。

 この2冊は久しぶりのヒット作でした。ではまたお便りいたします。お元気で。

花岡麻子さん(前橋市)


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