パートナー通信 No.83
- 1. 2021年6月/No.83(通算99号)
- 2. 特集「子どもの意見表明権」①生徒から学び、生徒と楽しむ
~高校生徒会活動~竹島さち子(埼玉県・上尾市) - 3. 特集「子どもの意見表明権」②子どもたちは権利の主体です
=the child as a subject of rights
-意見表明権と参加-加藤 彰男(群馬子どもの権利委員会代表) - 4. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」②一般的実施措置に関する勧告芦田 朱乃
- 5. 第8回 かがやき食事会
- 6. 会員からのお便りパートナー通信No.82の感想・近況
- 7. かわいい「ひな人形」をありがとう!JOYクラブ 関口 信子
- 8. 子どもの最善の利益をめざす
全国各地の活動を(勝手に)紹介No.3
子どもの最善の利益をめざす
全国各地の活動を(勝手に)紹介No.3
※このコーナーでは、子どもの最善の利益のために活動する全国のさまざまな団体をご紹介します。他の会員に知らせたい団体がありましたらハガキやメールでお知らせください。
今回紹介するのは、気候正義を求める若者たちの活動、Fridays for Future(未来のための金曜日、以下FFF)です。
FFFは、2018年8月にスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんが始めた学校ストライキを発端として世界中の若者に広まった、気候危機への対策を求める運動です。日本では2019年2月から活動が始まっています。
気候変動の影響を直接受けることになる若者が自ら立ち上がり、声を上げています。彼らが大切にする価値観は、①科学者の声を重視すること、②常識にとらわれず常に行動を変革していくこと、③個人の想いを尊重して草の根であり続け ること、④気候変動による被害を受けやすい立場の人に寄り添い公平公正を希求すること、⑤自然と人間社会での多様性を尊重することです。
世界同時のグローバル気候マーチ(デモ)に参加するほか、日本独自の活動として学生気候危機サミットを開催したり、化石燃料発電に投資する大銀行の前でスタンディングやスピーチを行ったり、署名活動を展開して省庁に提出したりしています。SNSを活用したオンラインアクションなども積極的に行い、コロナ禍でも行動を止めないようがんばっています。 群馬子どもの権利委員会の子ども会員である芦田嘉治くん(小5)も、2019年11月の気候マーチin東京に家族で参加しました。
かけがえのない いのち、人権、自由を子どもに
群馬子どもの権利委員会
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