パートナー通信 No.89
活動報告3年目のお米プロジェクト事務局長 芦田 朱乃
子ども食堂へのお米や野菜の寄付を呼びかける「お米プロジェクト」は、コロナ禍とともに始まり、3年目を迎えました。最初の2年間では、合計1200kgを超えるお米、さまざまな野菜やその他の食材、150万円を超える現金寄付をいただき、プロジェクトに参加する各子ども食堂で活用していただきました。
今年度は、2年ぶりにガイドブックを更新しました(同封)。一部の子ども食堂は、お米プロジェクトを含めた多くの寄付や助成金の獲得などにより運営が安定し、プロジェクトを卒業していかれました。一方で、お米プロジェクトを報道で知ったり他の食堂に紹介されたりして新たに加わった子ども食堂もあります。
また今年度も、12月8日に群馬県庁の刀水クラブで記者会見を実施しました。昨年度の反省点を生かし、プロジェクトの概要や報道の際に特に注意してほしい点などをまとめたレクチャー文書を用意して、会見に臨みました。
県庁記者クラブに着くと、なんと大型のカメラがお出迎え。最近の物価高騰や政府による子ども食堂への言及など、子ども食堂を取り巻く情勢のため、今年度はとても注目度が高いと感じました。5つの報道機関から取材を受け、8日(木)当日の夕方にはNHK前橋放送局の『ほっとぐんま630』で会見の様子が取り上げられました。さらに、翌9日(金)には上毛新聞、18日(日)には朝日新聞で大きな記事が掲載されました。
また、レクチャー文書を用意したおかげで、記者会見当日にその場にいなかった報道機関の記者からも追加取材を受け、年が明けて1月11日(水)には群馬テレビ『ニュースeye8』で8分弱、17日(火)にはFMぐんま『news ONE』で10分以上の、大きな特集が組まれました。
(群馬テレビ『ニュースeye8』、生出演)
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来年度はガイドブックの使い勝手向上と、より多くの子ども食堂の参加に備えて、ガイドブックを地域別に分けていこうと考えています。きめ細かな支援の輪づくりの一助になれればと思います。