パートナー通信 No.90

2023年5月8日

世話人会だより学習会が生んだつながり芦田朱乃

　２月23日に行った学習会「ネット・ゲーム依存から子どもを守る」は、大変な反響があり、37人もの申し込みと読売新聞の取材がありました。子どもを持つ保護者だけでなく、祖父母世代や学校の先生、さまざまな子育て支援に関わる支援者の方、市議会議員など、幅広い方面からの参加がありました。
　当日は、講師の田中さんのお話(87号の記事からさらにレベルアップ！)に加え、参加者同士で考え話し合うグループディスカッションの時間もありました。我が子がネット・ゲーム依存の入り口にいるのではと心配する方から、依存とのたたかいの真っ最中の方、無事に依存から脱出できたという方まで、さまざまな実体験を聞き、対策を話し合ったり、互いに励まし合ったりしました。 　その中でいくつも新しい出会いがあり、４月には、学習会でつながった桐生第一高校の文化教養コースを見学させていただきました。このコースには元不登校の生徒さんや集団が苦手な特性を持つ生徒さんが通っています。そういう子ども達が安心して楽しく学校に通え、将来に希望を持てるようにするためのさまざまな工夫を、先生方が惜しみなく聞かせてくださいました。

　この経験を通して思ったのは、もっともっと多くの人とつながって、話を聞きたいということです。群馬子どもの権利委員会の会員さんも、さまざまな活動に携わっています。その皆さんが集まって、それぞれの活動について語り合ったら、すごい学び合いができると思うのです。お互いの情熱に励まされたり、違う視点に気づかされたり。もしかしたら、協力して一緒にできることも見つかるかもしれません。
　じつは、定例世話人会はけっこういつもそんな感じで、とても楽しいです。お時間が合うときは、ぜひ顔を出してみてください。