パートナー通信 No.91
- 1. 2023年4月/No.91(通算107号)
- 2. 報告群馬子どもの権利委員会 2023年度総会 世話人 清水秀俊
- 3. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」D.市民的権利および自由 清水秀俊
- 4. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」F.家庭環境および代替的ケア
(第5条、第9~11条、第18条1項・2項、第20条、第21条、第27条4項) 関口信子 - 5. シリーズ「『第4・5回最終所見』を読み解く」I.特別措置 加藤彰男
- 6. 権利委員会 今後の予定
- 7. 群馬子どもの権利委員会30周年記念事業への募金のお願い
- 8. こんにちは ぐんまのこども食堂さん!群馬県内のこども食堂を訪問「みて(たべ)ある記」レポート
- 9. こどもぺえじ
- 10. 会員からのお便り パートナー通信No.90の感想
- 11. 世話人会だより人権と教育を希望に 清水 紅
報告群馬子どもの権利委員会 2023年度総会 世話人 清水秀俊
7 月 2 日(日)の午後、前橋市総合福祉会館にて、昨年度に続き対面での総会を開催しました。また、同日に 2 部企画として「子どもアドボカシーについて」と題した学習会を行いました。ここでは総会について報告します。
参加者は、世話人11名、会員1名(新会員!)でした。
総会は、司会の清水紅さん(世話人)の開会あいさつで始まりました。
はじめに、世話人代表の加藤彰男さんが代表あいさつを行いました。
次いで、議長と書記の任命が行われ、議長に世話人の今村井子さん、書記に同清水秀俊さんを選出しました。
その後、議長の今村さんの進行で議事に入りました。
- 1 「2023年度役員案」について、加藤代表が提案しました。
- 2 「2022年度活動のまとめ」について、事務局長の芦田朱乃さんが提案しました。
- 3 「2023年度活動方針案」について、加藤代表が提案しました。
- 4 「2022年度決算報告」および「2023年度予算案」について、会計担当の田中友里さんが提案しました。また、「特別会計・2022年度収支報告」を加藤代表が提案しました。
- 5 会計監査に代わり事務局長の芦田朱乃さんが「会計監査報告」を代読しました。
その後、質疑・討議・発言に移りました。
主な発言は以下の通りです:
- 〇「子どもの権利条約市民・NGOの会」に所属する各県の基礎報告書を見ることができるか。
- 〇子ども食堂について、大学で講義を行った。学生は、子ども食堂に関心を持ったようだ。
- 〇前橋市の小学校で音楽の出前授業を行っている。『子どものけんりカルタ』とセットで授業を行うことを学校に提案したい。また、ゲーム依存についても取り上げていきたい。
- 〇保育園や保育をめぐる状況について:
- ・「認定こども園」の問題;保育園は国や自治体と保護者のあいだの契約制度であるが、子ども園は園と保護者の直接契約であり、国や自治体の責任を外してしまう制度である。
- ・「不適切な保育」の背景;
低賃金をはじめ、保育士さんの労働条件の劣悪さが背景にある。
- 〇渋川のデイサービス施設で高齢者の支援をしている。子どもの権利条約について学び、仕事に活かしていきたい。
- 〇ホームページについて:
もっとお金を使って、もっと頻繁に発信したらどうか。頻繁に更新することがむずかしいならば、トップページのみを充実させ、それ以外は公開しない方が良いのではないか。また、SNSも活用してはどうか。
以上のように、活発な発言がありました。次いで、議案の採決に移り、すべての議案が賛成多数で採択されました。
この後、議長と書記の解任、司会の閉会あいさつで総会は終了しました。