パートナー通信 No.91

報告群馬子どもの権利委員会 2023年度総会  世話人 清水秀俊

 7 月 2 日(日)の午後、前橋市総合福祉会館にて、昨年度に続き対面での総会を開催しました。また、同日に 2 部企画として「子どもアドボカシーについて」と題した学習会を行いました。ここでは総会について報告します。

 参加者は、世話人11名、会員1名(新会員!)でした。
 総会は、司会の清水紅さん(世話人)の開会あいさつで始まりました。
 はじめに、世話人代表の加藤彰男さんが代表あいさつを行いました。
 次いで、議長と書記の任命が行われ、議長に世話人の今村井子さん、書記に同清水秀俊さんを選出しました。
 その後、議長の今村さんの進行で議事に入りました。

  1. 1 「2023年度役員案」について、加藤代表が提案しました。
  2. 2 「2022年度活動のまとめ」について、事務局長の芦田朱乃さんが提案しました。
  3. 3 「2023年度活動方針案」について、加藤代表が提案しました。
  4. 4 「2022年度決算報告」および「2023年度予算案」について、会計担当の田中友里さんが提案しました。また、「特別会計・2022年度収支報告」を加藤代表が提案しました。
  5. 5 会計監査に代わり事務局長の芦田朱乃さんが「会計監査報告」を代読しました。

 その後、質疑・討議・発言に移りました。
 主な発言は以下の通りです:

  • 〇「子どもの権利条約市民・NGOの会」に所属する各県の基礎報告書を見ることができるか。
  • 〇子ども食堂について、大学で講義を行った。学生は、子ども食堂に関心を持ったようだ。
  • 〇前橋市の小学校で音楽の出前授業を行っている。『子どものけんりカルタ』とセットで授業を行うことを学校に提案したい。また、ゲーム依存についても取り上げていきたい。
  • 〇保育園や保育をめぐる状況について:
    • ・「認定こども園」の問題;保育園は国や自治体と保護者のあいだの契約制度であるが、子ども園は園と保護者の直接契約であり、国や自治体の責任を外してしまう制度である。
    • ・「不適切な保育」の背景;
      低賃金をはじめ、保育士さんの労働条件の劣悪さが背景にある。
  • 〇渋川のデイサービス施設で高齢者の支援をしている。子どもの権利条約について学び、仕事に活かしていきたい。
  • 〇ホームページについて:
     もっとお金を使って、もっと頻繁に発信したらどうか。頻繁に更新することがむずかしいならば、トップページのみを充実させ、それ以外は公開しない方が良いのではないか。また、SNSも活用してはどうか。

 以上のように、活発な発言がありました。次いで、議案の採決に移り、すべての議案が賛成多数で採択されました。
 この後、議長と書記の解任、司会の閉会あいさつで総会は終了しました。


inserted by FC2 system